米30州以上がシリアからの難民受け入れ反対[2015/11/18 20:57]

 パリ同時多発テロを受けて、アメリカではシリアからの難民の受け入れに反対する州が半分を超えています。

 パリ同時多発テロでは、実行犯がシリアからの難民を装ってフランスに入国した疑いが出ています。CNNによりますと、安全上の懸念からシリアからの難民の受け入れに反対するアメリカの州は30を超えたということです。ホワイトハウスは17日、34の州知事と電話協議し、難民の受け入れを拡大するという政府の方針について理解を求めました。また、国務省の副報道官は「州や地方政府は、難民受け入れに関して重要な役割を担っている」と述べたうえで、特にシリアからの難民に対しては通常よりも厳しいチェックを行っていると強調しました。

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