中国「人民元」が基準通貨に IMFが最終決定へ[2015/11/30 22:34]

 中国の存在感がさらに高まることになる。IMF(国際通貨基金)がまもなく理事会を開き、中国の通貨「人民元」をSDR(特別引き出し権)の算定基準となる通貨に採用する見通しになった。これまでのドル、ユーロ、イギリスのポンド、日本円の4通貨に新たに人民元が加えられる。簡単に言うと、IMFが人民元を国際的な主要通貨とみなしたということだ。
 中央財経大学金融学院・何暁宇氏:「中国企業の投資や中国に外貨を呼び寄せる効果がある」
 アメリカなどが主導してきた国際金融分野でも、中国の意向が無視できなくなった形だ。

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