パリ同時多発テロから1カ月 観光にいまだ影響が[2015/12/14 05:56]

 130人が死亡したパリの同時多発テロ事件から13日で1カ月になります。パリでは観光旅行のキャンセルが相次ぐなど影響が続いています。

 パリ市民:「たくさんの若者が亡くなって悲しみに暮れている。それでもテロに屈しない」
 事件現場の一つとなった劇場の前では、13日も多くの市民が祈りを捧げました。事件では、今も容疑者1人が逃亡を続けています。フランス政府は非常事態宣言を来年2月まで延長しました。観光業への影響も続いています。パリ市内では、デパートの売り上げが前年同時期に比べて30%〜50%減少するなど、損失額は日本円で670億円に上るとみられています。

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