制裁金10兆円も…排ガス不正でVWを提訴 米司法省[2016/01/05 11:53]

 ディーゼル車の排ガス規制を不正に逃れたとして、アメリカ司法省がフォルクスワーゲンなどに制裁金の支払いを求める裁判を起こしました。

 提訴されたのは、フォルクスワーゲン、アウディ、ポルシェの3社です。訴えによりますと、3社合わせて60万台近くが違法なソフトウェアを搭載し、検査以外の走行の際には基準を超える有害物質を排出して大気浄化法に違反したとしています。司法省が求める民事制裁金について、ロイター通信は約10兆円に上る可能性があると報じました。フォルクスワーゲンは、ANNの取材に対して「問題のディーゼル車が完全に法を順守するように努力を続ける」とコメントしています。

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