4度目の核実験か　北朝鮮で人工的な「揺れ」観測[2016/01/06 11:45]

　北朝鮮の北東部で、マグニチュードに換算すると5.1の揺れが観測されました。通常の地震の波形と違うことから、気象庁は核実験の可能性があるとみて調べています。

　揺れがあったのは6日午前10時29分ごろで、場所は北緯41.6度、東経129.2度で、深さはごく浅いとみられています。気象庁によりますと、揺れの波形は過去に周辺であった通常の地震とは異なるということです。こうした波形は核実験の際に観測される場合があることから、気象庁は過去のデータなどとの照合を進めています。また、韓国の連合ニュースは「2013年2月以来となる4度目の核実験が行われた可能性がある」と速報しています。