北朝鮮“ミサイル”部品回収 韓国国防省が写真公開[2016/02/10 00:05]

 韓国国防省は、北朝鮮が発射した事実上の長距離弾道ミサイルの一部を回収し、その写真を公開しました。

 公開された写真は、7日に北朝鮮が発射した事実上の長距離弾道ミサイルの弾頭部分に搭載された人工衛星と称する物体を保護するカバーで、「フェアリング」と呼ばれる部品です。韓国軍が済州(チェジュ)島付近の海域から回収しました。カバーはアルミニウム製で、耐熱処理がされています。韓国国防省は今回のミサイルについて、1段目、2段目、3段目が正常に分離し、予定されていた軌道への進入に成功したと認めました。分離した1段目は回収されるのを防ぐため、自爆したことも確認されました。また、ミサイルは2012年12月に発射されたものに比べて、弾頭部分の衛星と称する物体の重さが増加したということです。

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