アメリカ国内で女性14人 性交渉でジカ熱感染の疑い[2016/02/24 21:50]

 アメリカのCDC(疾病対策センター)は、アメリカ国内で性交渉によってジカ熱に感染した可能性がある患者が14人に上ることを明らかにしました。

 CDCによりますと、性交渉によってジカ熱に感染した可能性のある14人は全員女性で、ジカ熱の症状を訴えているということです。うち2人からはジカ熱のウイルスが検出されました。また、14人のうち数人が妊娠しているということです。把握できている範囲では、女性は感染国への渡航歴がありませんでしたが、パートナーの男性が感染国を訪れていました。CDCは「蚊が主な感染経路だ」としたうえで、「性交渉でジカ熱が感染する可能性はある」としています。ジカ熱の感染が拡大する中南米では感染した妊婦から小頭症の子どもが生まれるケースが相次いでいて、その関連が指摘されています。

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