北朝鮮“短距離ミサイル”発射 制裁決議に反発か[2016/03/03 11:45]

 北朝鮮が3日午前、短距離ミサイルとみられる飛翔体(ひしょうたい)、数発を発射しました。

 韓国の国防省は、北朝鮮軍が午前10時ごろ、東海岸の元山(ウォンサン)一帯から短距離ミサイルとみられる飛翔体、数発を日本海に向けて発射したことを確認しました。韓国の連合ニュースは、軍の関係者の話として、発射されたのは8発から9発で、約100キロ飛行したと伝えています。また、短距離ミサイルや300ミリ放射砲を発射した可能性があるとみて分析を進めているということです。日本時間の未明には、国連の安全保障理事会で北朝鮮への制裁決議が採択されたばかりでした。制裁は航空燃料の北朝鮮への輸出禁止などを含む、これまでにない厳しいものです。
 一方、北京の北朝鮮大使館の関係者は、この制裁決議について「影響はない」と述べました。
 北朝鮮大使館の関係者:「私たちは制裁を受けてもあまり関係ない。自給自足の生活をしてきたから大丈夫」

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