容疑者「自爆するつもりだった」 パリ同時多発テロ[2016/03/20 11:54]

 パリ同時多発テロの実行犯のなかで唯一の生存者とされるベルギーで逮捕された男が「自分も自爆するつもりだった」と供述していることが分かりました。

 フランスの検察は19日、パリ同時多発テロで国際指名手配されていたサラ・アブデスラム容疑者(26)が「自分もスタジアムで自爆するつもりだった」と供述していることを明らかにしました。アブデスラム容疑者は事件当日、自爆した容疑者3人を車で現場まで送り届けたとみられていて、別のテロ計画を実行しようとした疑いも持たれています。フランスの検察は、今後の取り調べで全容を明らかにしたい考えです。ただ、ロイター通信によりますと、アブデスラム容疑者はフランスへの移送を拒否していて、身柄の引き渡しには最長で3カ月かかる可能性があります。

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