キューバ人もスマホに夢中 楽しむのは意外な場所で[2016/03/20 11:01]

 アメリカのオバマ大統領は20日、国交回復したキューバを現職大統領として88年ぶりに訪問します。アメリカとの関係改善で、キューバの人々の生活に変化が起きています。

 ハバナ市内の公園では、約300円でインターネットに1時間接続できます。主な利用目的はメールやインターネット電話です。ハバナ在住のロベルトさん(22)は1カ月前に親戚のつてをたどり、アメリカに移住した幼なじみと会話しました。
 ロベルトさん:「心配しないで、大丈夫だから」
 幼なじみはアメリカ生活を満喫していると話したということですが、ロベルトさんは今の法律ではアメリカには行けません。
 ロベルトさん:「(Q.アメリカに行きたい?)」
 経済が困窮するキューバでは、インターネットなどで外部の情報に触れ、生活改善を目指す若者が増えています。オバマ大統領の訪問で、この流れがさらに加速しそうです。

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