パイロット同士の言い争いが原因? ロシア機墜落[2016/03/28 18:47]

 ロシア南部の空港で旅客機が着陸に失敗して乗客乗員全員が死亡した事故について、操縦士同士の言い争いが墜落の一因になった可能性があることが分かりました。

 19日、ロシア南部ロストフナドヌーの空港で、中東ドバイ発の格安航空「フライドバイ」のボーイング737型機が2度の着陸を試みたものの、うまくいかずに墜落して乗客乗員62人全員が死亡しました。この事故について、ロシアメディアは捜査筋の話として、機首の角度をどの程度まで上げるかについて機長と副操縦士の言い争う声が音声レコーダーに記録されていたと報じました。さらに、それぞれが異なる操作をしたために機体が誤作動を起こし、墜落につながったとしています。ロシアの航空当局は、この報道について「確認できない」とコメントし、事故原因の調査を続ける方針です。

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