中国原発企業トップ「独自の技術と安全性」アピール[2016/03/31 11:48]

 核セキュリティーサミットに合わせて開かれた討論会では、積極的な輸出政策を進める中国の原発企業のトップがその安全性を強調しました。

 討論会には、中国の大手国有企業「中国核工業集団」の会長が参加しました。中国は「独自の技術」と主張する新しい原子炉の輸出を国家ぐるみで進める戦略を取っていて、討論会でも積極的に安全性をアピールしました。
 中国核工業集団・孫勤会長:「福島原発事故から我々は多くの経験を学び、重大事故に対応する能力を高めた。我々は安全性に自信を持っている」
 中国では現在、30基の原子炉が稼働中ですが、今後も建設を進める予定で、2030年までに100基を超えるという予測もあります。

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