「パナマ文書」で疑惑浮上 アイスランド首相辞任へ[2016/04/06 05:54]

 パナマの法律事務所から流出した内部文書で、タックスヘイブン(租税回避地)の法人を通じて投資していたと指摘されていたアイスランドの首相が辞任の意向を表明しました。

 地元メディアによりますと、アイスランドのグンロイグソン首相は、夫婦でタックスヘイブンに会社を所有していたことがいわゆる「パナマ文書」から明らかになりました。これをきっかけに、巨額の資産隠しの疑惑が浮上し、野党が不信任案を提出したほか、首相の辞任を求めて市民らが大規模なデモを行っていました。グンロイグソン首相は当初、議会を解散する方針でしたが、5日午後、辞任の意向を表明しました。

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