「イスラム国」掃討作戦 米兵200人超を追加派遣へ[2016/04/19 11:57]

 アメリカのカーター国防長官がイラクを訪問し、過激派組織「イスラム国」に対する作戦を強化するため、アメリカ兵200人余りを追加でイラクに派遣することを明らかにしました。

 カーター米国防長官:「イラク軍の旅団や大隊の司令部に追加の軍事顧問団を派遣する」
 カーター長官は18日、イラクのアバディ首相と会談し、特殊部隊を含むアメリカ兵217人を追加でイラクに派遣することで合意しました。前線により近い部隊の司令部でも任務にあたる予定です。この追加派遣で「イスラム国」掃討作戦のため、イラクに展開するアメリカ兵は4000人以上になります。アメリカ軍はイラク軍への支援を強めて、「イスラム国」が支配する北部の都市モスルの奪還を目指す方針です。

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