レオ様「温暖化対策、早く」 パリ協定署名式で訴え[2016/04/23 11:52]

 ニューヨークの国連本部で、温暖化対策の新たな枠組み「パリ協定」の署名式が行われました。

 22日の署名式には、日本や中国、アメリカなど国際的な合意の署名式としてはこれまでで最も多い175の国や地域の代表者が出席しました。国連の気候変動問題特使を務める俳優のレオナルド・ディカプリオさんも参加し、国際社会が一刻も早く温暖化対策に取り組むよう訴えました。パリ協定は、温室効果ガスの削減にすべての国が取り組む新しい枠組みで、発効には少なくとも55カ国の批准が必要です。温室効果ガスの排出量が世界で最も多い中国は、9月までには批准手続きを取ると明言しています。排出量2位のアメリカも「年内に批准できると期待している」として、積極的な姿勢を示しました。

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