三井不動産がロンドン再開発 元の施設も生かしつつ[2016/04/23 14:24]

 イギリスのロンドンで大規模な再開発を進めている日本の不動産会社が分譲住宅の販売を始めました。

 ロンドン西部の再開発地区では、日本の三井不動産が住宅やオフィス、ホテルなどの複合施設を建設していて、23日からは、分譲住宅約250戸の販売が始まります。価格は1LDKで70万ポンド、日本円にして約1.1億円で、来年以降、順次完成します。再開発地区にはかつてBBC(英国放送協会)の放送センターがあり、長年親しまれてきた建物の一部も利用されます。
 英国三井不動産・小野沢英一郎社長:「歴史を保存しつつ新しい良さを加えていくのがポイント。かつて例を見ない収納力など、日本の良さも付加した」
 複合施設の延床面積は東京ドーム約10個分で、ロンドンで日本企業が行う再開発としては過去最大です。

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