続くテント生活 進まぬ復興 ネパール地震から1年[2016/04/25 16:55]

 9000人以上が亡くなったネパールの大地震から25日で1年です。今も多くの人がテント生活を続け、進まぬ復興に国民の不満も募っています。

 テントで暮らすスナムさん:「余震も続き嵐も来る。テントは怖い。こんなことがいつまで続くのか」
 ネパールでは、1年前の地震で9000人以上が亡くなり、60万世帯を超える住宅が全壊しました。国際移住機関の調べでは、82カ所のテント村で約2万6000人が避難生活を続けています。復興庁が立ち上がったのは地震の8カ月後で、復興が進んでおらず、国民の不満も募っています。政府主催の追悼行事は24日に行われ、大勢の市民が犠牲者に祈りを捧げました。

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