日産ゴーン社長 三菱自との提携「全容解明待つ」[2016/04/26 05:55]

 三菱自動車の燃費不正問題で、提携先の日産自動車のカルロス・ゴーン社長は、提携を続けるかどうかについて現時点での明言を避けました。

 日産自動車、カルロス・ゴーン社長:「全容解明を待ち、ビジネスマンとして日産の利益のみを考えて判断する」
 ゴーン社長は、三菱側と提携を続けるかどうかについて、不正の細かい事実関係が明らかになるまで判断を保留する考えを示しました。また、今回の問題で「日産の信頼は損なわれない」と強調したうえで、燃費不正があった車を購入した消費者を支援すると話しました。ただ、別の日産自動車の幹部は「三菱自動車側に責任を取って頂くのが第一」と述べ、今後、何らかの責任を求める考えを示しています。

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