2億円超の送金巡り…仏検察、五輪招致の関連捜査へ[2016/05/13 11:52]

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックの招致を巡って日本側からIOC(国際オリンピック委員会)の元委員側に多額の金が振り込まれたとされる問題で、フランスの検察は正式に捜査を始めると発表しました。

 フランスの検察は12日、「2013年の7月と10月に、日本の銀行口座からシンガポールの口座に『東京オリンピック入札』の名目で約2億2000万円が振り込まれたことを確認した」と発表しました。誰が振り込んだかは明らかにしていませんが、振り込みの時期が東京での開催が決定したIOC総会の前後でもあり、マネーロンダリングなどの疑いで捜査を始めたということです。

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