小泉元総理が“涙の訴え” 被ばくの元米兵ら支援[2016/05/18 14:54]

 脱原発を掲げる小泉元総理大臣が、東日本大震災で被災地支援をした際に被ばくしたとして係争中の元アメリカ兵らを支援する必要があると涙ながらに訴えました。

 小泉純一郎元総理大臣:「(元米兵は)自分たちの任務は果たした。諦めてますよね。任務は懸命にやった。被害に遭った、病気に苦しんでいる兵士たちの話を聞いて、見過ごすわけにはいかないと思っています」
 アメリカのカリフォルニア州を訪れた小泉元総理は、被災地支援で「トモダチ作戦」に参加した元アメリカ兵10人に会い、病状などを聞きました。小泉元総理は、「アメリカ兵の被害の実態を日米の国民にもっと知ってもらいたい」と述べ、日本が真剣に支援を考えるべきだと訴えました。元アメリカ兵らは、福島第一原発の事故で被ばくして健康被害を受けたとして、東京電力などを相手取って損害賠償を求める訴訟を起こしています。

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