「銃だけが命守れる」トランプ氏、見本市で規制反対[2016/05/21 11:51]

 アメリカ大統領選挙の大きな争点になっている銃規制の問題を巡って、共和党のトランプ氏は全米最大の銃見本市で演説し、規制強化に反対しました。

 共和党・トランプ氏:「クリントン氏は(銃所持を保障する)憲法修正2条を廃止して銃を取り上げようとしている」
 トランプ氏は20日、会員数500万人を誇る全米ライフル協会主催の見本市で演説し、「銃の持ち込み禁止地域を廃止すべきだ」などと持論を展開しました。禁止地域に指定されている学校などでの乱射事件は後を絶たず、トランプ氏は「銃だけが命を守れる」と銃の必要性を強調しました。今年の銃の売り上げは全米で約1兆6000億円が見込まれている一方、銃犯罪の死者は去年、1万3000人を超えていて、銃規制の在り方が大統領選挙の大きな争点になっています。

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