浅野忠信さん主演「淵に立つ」 カンヌ審査員賞受賞[2016/05/22 10:55]

 世界三大映画祭の一つ、フランスのカンヌ国際映画祭で、日本の深田晃司監督の「淵に立つ」が「ある視点」部門で審査員賞を受賞しました。

 21日、第69回カンヌ国際映画祭である視点部門の受賞作品が発表され、日本の深田監督の淵に立つが審査員賞を受賞しました。淵に立つは下町で暮らす夫婦が突然、現れた主人公の男と始める奇妙な共同生活を描いたもので、日本の夫婦や家族をテーマにした物語です。主人公の男は俳優の浅野忠信さんが演じています。ある視点部門はコンペティション部門と並ぶ映画祭の公式部門で、独自の視点や切り口を持った作品が対象となります。

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