シリアで145人死亡の爆弾テロ 「イスラム国」か[2016/05/24 05:51]

 シリア西部の2つの町で相次いで爆弾テロが起き、これまでに合わせて145人が死亡しました。過激派組織「イスラム国」の犯行とみられています。

 シリアの地中海沿いにあるジャブラの駐車場で23日、自動車爆弾が爆発しました。その後、さらに爆弾を身に着けた3人の男が付近の役所や病院の前で相次いで自爆しました。また、同じく地中海に面したタルトゥースでもほぼ同時刻に自動車爆弾が爆発した後、2人の男が自爆しました。爆発は2つの町で合わせて7回あり、反体制派の「シリア人権監視団」によりますと、これまでに145人が死亡しました。事件について「イスラム国」に近い通信社がインターネット上に犯行声明を出し、アサド大統領一族の出身宗派を狙ったことなどを明らかにしています。

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