トルーマン元大統領の孫ら 小学校で平和の尊さ訴え[2016/05/26 14:54]

 原爆投下を命じたアメリカのトルーマン大統領の孫がカリフォルニア州の小学校を訪れ、子どもたちに平和の尊さを訴え、オバマ大統領の広島訪問に大きな期待を示しました。

 トルーマン元大統領の孫、クリフトン・トルーマン・ダニエル氏:「オバマ大統領が広島で何を言い、この機会をどう使うのか今は期待でいっぱいです」
 講演を聞いた小学生(10):「アメリカ人と日本人は手を取り合ってともに向上できると思う。オバマ大統領も、(受け入れる)広島もとても勇気があると思う」
 トルーマン大統領の孫のダニエルさんは、ロサンゼルスで小学生を前に原爆被害の悲惨さを伝える一方、「大事なのは日米がお互いを尊重し、一緒に前に進むことだ」と訴えました。イベントには、幼くして広島で被爆して亡くなった少女・佐々木禎子さんの兄も参加し、「憎しみからは憎しみしか生まれない」と子どもたちに語り掛けました。

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