オバマ氏広島演説に酷評 米大手紙「ばか正直」[2016/05/29 11:52]

 オバマ大統領の広島訪問について、アメリカでは評価する声が多い一方で、大手メディアからは「ばか正直な演説」などという厳しい論評も出ています。

 ウォール・ストリート・ジャーナルは28日付の社説で、オバマ大統領が「核廃絶のためには科学を使う人間の側に道徳的な革命が必要だ」と演説したことに対して「道徳では核兵器の広がりを止めることはできない」と批判しました。また、「核兵器なき世界を追及しなければならない」という発言についても「奇跡のような提案」と断じました。そして、演説を「限りなくばか正直に近い、これまでの外交政策の遺産をまとめたもの」と評しています。

こちらも読まれています