「重大な脅威」 北朝鮮ミサイル発射で米が強く非難[2016/06/01 11:54]

 北朝鮮が先月31日に弾道ミサイルを発射したことを受け、アメリカ政府は「重大な脅威」だと強く非難しました。

 ホワイトハウス、アーネスト報道官:「国連安保理決議に違反する北朝鮮のミサイル実験を強く非難する」
 アーネスト報道官はそのうえで、北朝鮮のミサイルや核兵器の開発は「アメリカだけでなく、アジア太平洋地域の重大な脅威となる」と述べました。アメリカ軍は、北朝鮮が東部の元山(ウォンサン)から中距離弾道ミサイルを発射したものの、失敗したとしています。一方、アメリカの北朝鮮研究グループ「38ノース」は、寧辺(ニョンビョン)にある核施設の最新の衛星画像を公開しました。核燃料の再処理施設から煙が出ていることや再処理に必要な化学薬品を積んだとみられる貨車が確認できることから、核兵器の原料となるプルトニウムの抽出を行っている可能性を指摘しています。

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