大雨続く欧州…洪水の恐れも ルーブル美術館休館へ[2016/06/03 10:34]

 ヨーロッパ北部では先週末から大雨が続いています。パリのセーヌ川も増水して洪水の恐れがあるとして、ルーブル美術館が3日を休館とすることに決めました。

 ヨーロッパのフランスやドイツ、ベルギーなどでは先週末から大雨が続いていて、この雨の影響で2日までに少なくとも9人が死亡しました。フランス国内では21万世帯の家が停電し、被害が大きいフランス中部を中心に5000人以上の住民が避難しています。パリ中心部を流れるセーヌ川も増水して氾濫の危険があるとして、川岸にあるルーブル美術館は収蔵品を安全な場所に移すため、急きょ、3日を終日休館とすることを決めました。同じく川岸にあるオルセー美術館も地下にある収蔵品を上の階に移す作業を始めたということです。

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