反フジモリ票で?ケイコ氏やや劣勢 ペルー大統領選[2016/06/06 17:23]

 フジモリ元大統領の長女、ケイコ・フジモリ氏はやや劣勢の展開です。

 ペルーの大統領選挙の決選投票は5日に開票が始まり、ケイコ氏とベテランのクチンスキー元首相が大接戦となっています。ペルー選挙管理委員会によりますと、開票率が51.7%の時点で、クチンスキー氏の得票率は50.59%、ケイコ氏は49.41%で、クチンスキー氏がわずかの差でリードしています。4月の第1回投票の直後はケイコ氏が大きくリードしていました。しかし、父親の元大統領への根強い拒否感を払拭できず、クチンスキー氏側に「反フジモリ票」が流れたとみられます。

こちらも読まれています