米「尖閣は日本の施政権下」 中国軍艦進入に懸念[2016/06/10 09:34]

 中国の軍艦が尖閣諸島周辺の接続水域に入ったことについて、アメリカ政府は懸念を示すとともに、尖閣諸島は日本の施政権の下にあるとの立場を改めて強調しました。

 米国務省・トナー副報道官:「当然、この種の報告を常に懸念している。情勢を注視し、日本政府と引き続き緊密に協議していく」
 アメリカ国務省のトナー副報道官は、尖閣諸島の主権について立場を示さない一方、尖閣諸島は1972年から日本の施政権の下にあり、日米安全保障条約が適用されるとのアメリカ政府の立場を改めて強調しました。また、国防総省のクック報道官も、日本政府の懸念を理解するために緊密に協力していく考えを示しました。

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