英EU離脱派勝利にフランス大統領「痛みを伴う選択」[2016/06/25 05:50]

 イギリスの国民投票で、EU(ヨーロッパ連合)からの離脱派が勝利したことを受けて、フランスのオランド大統領は「痛みを伴う選択だ」と述べました。

 フランス、オランド大統領:「イギリスは国民投票により、EUからの離脱を決めました。痛みを伴う選択で、イギリスだけでなく、欧州にとっても非常に残念に思います」
 また、ドイツのメルケル首相も会見で「非常に残念だ」と話し、「ヨーロッパにとって重要な分岐点になる」と述べました。オランド大統領とメルケル首相は、27日にEUの今後を話し合うためにイタリアのレンツィ首相、EUのトゥスク大統領とベルリンで会談します。
 アメリカ、オバマ大統領:「(電話で)キャメロン首相と話した。経済成長と金融の安定性を確保するため、担当者が緊密に連絡を取ることで合意した」
 アメリカのオバマ大統領は「イギリスが秩序を守りながらEU離脱を進めると確信している」と述べ、世界経済などへの影響を最小限にとどめたい考えを示しました。

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