AIIBが初の融資案件決定 「一帯一路」の沿線国に[2016/06/25 11:54]

 中国政府の主導で作られた初めての国際金融機関「AIIB(アジアインフラ投資銀行)」の第1回年次総会が北京で開かれ、最初の融資案件4件が決まりました。

 AIIBが初の案件に選んだのは、バングラデシュの送電事業やタジキスタンの道路整備事業など4件で、投資総額は約500億円です。4つの事業が行われる国は、すべて中国が重点戦略として推し進めているシルクロードを中心とする経済圏、いわゆる「一帯一路」の沿線国です。AIIBには現時点で57カ国が加盟していますが、金立群総裁はあと30カ国が加盟を希望しているとしています。

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