スコットランド首相「EU残留を決断」独立に意欲[2016/06/30 10:34]

 イギリスがEU(ヨーロッパ連合)からの離脱を決めたことを受け、残留支持が多かったスコットランドの自治政府の首相が欧州議会の議長と会談し、EU残留に強い意欲を見せました。

 スコットランド自治政府・スタージョン首相:「私はスコットランドの意見が聞き入れられ、立場が理解されるのを確かめるためにきょう、ここにいます。そして、それが正しいと確信しています」
 ロイター通信によりますと、スコットランド自治政府のスタージョン首相は、欧州議会のシュルツ議長とベルギーのブリュッセルで会談した後、「スコットランドはEUに残ると決断した」と強調しました。また、「EUとの関係を守る唯一の方法がイギリスからの独立ならば、スコットランドには実現する権利がある」と述べ、イギリスからの独立に意欲をにじませました。

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