台湾機墜落の原因は…「機長が誤ってエンジン停止」[2016/06/30 16:54]

 台湾のトランスアジア航空機が墜落した事故で、台湾当局は「機長の操作ミスが墜落の原因」とする最終報告書を公表しました。

 去年2月、台湾のトランスアジア航空機が離陸した直後に台北市内で墜落し、43人が死亡しました。この事故について台湾当局は30日、「右翼のエンジンが故障した後、機長が誤って正常だった左翼のエンジンを停止させてしまったことが墜落の原因」などとする最終の事故報告書を公表しました。回収されたボイスレコーダーには「間違ってエンジンを停止させてしまった」という機長の声が録音されていたということです。台湾当局は、また、「トランスアジア航空はパイロットの訓練が不足している」とも指摘しました。

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