バッタの嗅覚で…爆発物を検知 米海軍が開発始める[2016/07/07 10:07]

 アメリカ海軍は、爆発物があるかどうかを検知するバッタの開発を始めました。

 アメリカ海軍研究事務所は、バッタの鋭い嗅覚を使って爆発物があるかどうかをチェックするシステムの開発を目指しています。このため、ミズーリ州にあるワシントン大学に3年間の研究を委託しました。バッタの脳神経にセンサーをつなぎ、爆薬など爆発物の特有の臭いに反応するとアラームを発する仕組みを作ろうとしています。軍事利用のほか、テロ対策や爆発物処理の際の活用も視野に入れているとみられます。大学の研究担当者は年内に試作品を完成させたいとしています。

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