「撃つことためらうな」 地元記者が緊迫の様子語る[2016/07/17 11:45]

 トルコのクーデター未遂で反乱軍に一時、占拠された新聞社の記者が当時の様子を語りました。

 「ヒュリエット」紙、エムレ・クズルカヤ記者:「指揮官が兵士に『撃つことをためらうな』ということを話していたので、心配だった。すぐに警察が建物を取り囲んで兵士らを攻撃し始め、催涙ガスを撃ってきた。指揮官が撃たれて病院で逮捕され、その後、残りの兵士も降伏した」
 クーデター未遂では関係した104人が殺害され、2800人以上が拘束されています。また、市民や警察官ら161人が死亡し、1400人以上がけがをしました。エルドアン大統領は、アメリカに亡命しているイスラム教指導者・ギュレン師がクーデターを主導したと非難しています。

こちらも読まれています