非常事態宣言「6カ月延長」 フランス議会で可決[2016/07/21 08:02]

 フランス南部のニースで起きた暴走テロ事件から21日で1週間です。フランスの議会は、非常事態宣言を6カ月、延長する法案を可決しました。

 フランスの上院議会は20日、今月26日までとされていた非常事態宣言の期限を来年1月末まで6カ月間、延長する法案を賛成多数で可決しました。非常事態宣言は去年11月のパリ同時多発テロ後、約8カ月間続き、オランド大統領は14日に解除するといったんは発表しましたが、直後にニースで84人が犠牲となるトラック暴走によるテロ事件があり、解除を撤回しました。また、パリ市は夏休みの間に予定されていた屋外で予定されているイベントについて「安全性が確保されない」として中止することを発表しました。

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