「私たちは希望の象徴」難民五輪選手団が会見[2016/07/31 06:24]

 リオデジャネイロ・オリンピックの開幕まで1週間を切りました。今回、初めて出場がかなった「難民オリンピック選手団」10人のうち4人が開幕を前に抱負を述べました。

 難民五輪選手団競泳、ユスラ・マルディニ選手:「私たちは世界中の難民の代表で希望の象徴です」
 競泳のユスラ・マルディニ選手はシリア出身の18歳です。2012年に内戦から逃れるためトルコ沿岸からゴムボートでギリシャへ渡り、ドイツに移り住みました。コンゴ出身の柔道選手、ポポレ・ミセンガ選手(24)も内戦から逃れてブラジルに移り住み、練習を続けてきました。難民オリンピック選手団は、このほか南スーダンやエチオピアからの難民10人で構成され、開会式では最後に入場するブラジル選手団の直前に五輪の旗を持って行進します。

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