タイで初の日本製車両導入の都市鉄道が開業[2016/08/07 00:33]

 タイで初めてとなる日本製の車両を導入した都市鉄道が6日、開業しました。

 列車に乗った女性:「(日本の車両は)いい!モダンだし他の路線より優れている」
 バンコクと郊外を結ぶパープルラインは、約790億円の円借款を活用して建設され、車両はタイの都市鉄道で初めての日本製です。鉄道システムの供給や開業後10年間のメンテナンスも日本の企業連合が受注していて、鉄道インフラの輸出の成功例とされています。
 石井国交大臣:「特に鉄道インフラ輸出を重点的にやっているので、今回のパープルラインの開業がその弾みになってくれればいい」
 また、現地を訪れた石井大臣は、バンコクとタイ北部の都市チェンマイとの間約680キロを結ぶ高速鉄道計画などについて、タイ側と新たな覚書を交わしました。日本の新幹線システムの導入を前提に調査を進めます。

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