ロシアとウクライナが銃撃戦2人死亡 クリミア半島[2016/08/11 11:58]

 ロシアが編入を宣言したウクライナのクリミア半島で両国の軍関係者が衝突し、ロシア側の兵士ら2人が死亡しました。プーチン大統領はウクライナを激しく非難しています。

 ロシア、プーチン大統領:「これは(ウクライナの)愚かで犯罪的な行為だ。安全保障のため、さらなる本格的な措置を取る」
 ロシア当局によりますと、8日未明、クリミアに入ろうとしたウクライナの特殊部隊と銃撃戦になり、ロシア軍兵士1人が死亡しました。また、6日にもクリミアでウクライナの情報部隊員らを拘束する際に、ロシア連邦保安庁の職員1人が死亡したということです。ウクライナ側はロシア当局が発表した事実関係を否定しています。2014年のロシアによる編入宣言以降、クリミアでの衝突で死者が出たのは初めてです。

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