ロシアのパラ不参加決定 仲裁裁が訴え棄却[2016/08/24 05:55]

 ロシアのドーピング問題を審理してきたスポーツ仲裁裁判所は、ロシア選手のリオデジャネイロ・パラリンピック出場を認めない決定を下しました。

 ロシアの選手を巡っては、7日にIPC(国際パラリンピック委員会)が全面出場禁止を発表し、これを不服としたロシア側が提訴していました。スポーツ仲裁裁判所は23日、「IPCの判断は間違っていない」とロシア側の主張を認めない決定を下しました。来月7日から始まるパラリンピックにロシアは出場できなくなります。IPCは「ドーピングは決して許されないとする我々の主張が通った」と歓迎しています。一方、ロシアのメドベージェフ首相は「非常に恥知らずで、世界の障害者に打撃を与える判断だ」と猛反発しています。

こちらも読まれています