台湾で中国軍侵攻を想定した軍事演習が公開[2016/08/26 00:05]

 台湾で、中国軍の侵攻を想定した軍事演習が行われました。

 台湾当局が公開した軍事演習は、中国の人民解放軍が海から侵攻してくるのを台湾の陸海空軍が阻止するという想定で行われました。兵士ら約1300人が参加し、AH−64E攻撃ヘリコプターなどの新装備も公開されました。演習を視察した蔡英文総統は「軍の装備を充実させていく」と話す一方、中国については触れませんでした。中国と距離を置く蔡総統が今年5月に就任して以降、中国政府は定期的に行ってきた台湾との公的な対話を停止しています。

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