300頭以上のトナカイが落雷で死ぬ なぜ一斉に?[2016/08/30 17:47]

 300頭以上のトナカイが死んでいるのが見つかりました。

 ノルウェー中部の高原一帯を覆っているのは、折り重なるようにして死んでいるトナカイです。26日、70頭の幼いトナカイを含む323頭が雷に打たれ、群れごと死にました。専門家によりますと、野生動物が落雷で死ぬのは珍しくないものの、300頭以上の大量死は前代未聞だということです。激しい嵐のなかで、トナカイが身を寄せ合っていたことが一斉に落雷を受けた原因とみられています。社会性の高く群れで生活するトナカイは、悪天候の時には互いに寄り添って身を守る習性があるということです。

こちらも読まれています