米ロ停戦合意の直後に…シリア空爆 90人超死亡[2016/09/11 10:56]

 12日からの停戦にアメリカとロシアが合意したばかりのシリアで空爆があり、少なくとも住民ら90人が死亡しました。

 シリア北西部のイドリブの市場で10日、空爆がありました。現場は反体制派の支配地域で、空爆はロシア軍かシリア政府軍によるものとみられています。中東メディアによりますと、少なくとも子どもを含む住民ら58人が死亡し、北部のアレッポなどでも空爆があり、住民30人以上が亡くなっています。アサド政権側と反体制派が12日の日没からシリア全域で停戦するとアメリカとロシアが合意したばかりですが、実現するかどうかは不透明です。

こちらも読まれています