肺炎と診断…クリントン氏「9.11」式典を途中退席[2016/09/12 10:32]

 15年前に起きたアメリカ同時多発テロ事件のニューヨークでの追悼式典に出席していたアメリカ大統領選挙の民主党候補・クリントン氏が体調を悪くし、途中で退席しました。

 クリントン氏は同時多発テロの追悼式典に1時間半ほど出席した後、暑さで体調が悪くなり、娘のチェルシーさんの自宅に戻って休養しました。現場で撮影された映像ではクリントン氏がスタッフに支えられ、ふらつきながら車に戻る様子が映されています。
 民主党大統領候補・クリントン氏:「(Q.体調はどうですか?)気分はとても良いわ!」
 クリントン氏は数時間後にメディアの前に現れ、体調回復をアピールしました。担当の医師はクリントン氏が9日に肺炎と診断され、式典では暑さによって脱水症状を起こしたと明らかにしました。共和党のトランプ氏がクリントン氏の健康問題を攻撃材料にするのは確実で、11月8日に投票の大統領選挙の行方に影響を与えそうです。

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