NYマンハッタン中心部で爆発 少なくとも25人負傷[2016/09/18 11:45]

 ニューヨークのマンハッタン中心部で爆発があり、少なくとも25人がけがをしています。

 (西尾哲也記者報告)
 マンハッタンの5番街といわれる非常に観光客の多いエリアです。爆発現場のすぐ近くにはタイムズスクエアなどがあり、日本からの観光客も多いエリアで起きました。まだ原因が分かっていないなかで、皆さん、何が起きたのだとやや戸惑っているような状況です。ニューヨークでは18日以降、国連総会に合わせて各国の首脳が現地入りする予定ですが、その矢先の出来事でした。17日午後8時半ごろ、マンハッタンのチェルシー地区で爆発がありました。周辺の窓ガラスが割れるなど25人がけがをしています。ロイター通信は当局筋の情報として、爆発は大きめのごみ箱で起きたと伝えています。ただ、気になる情報もあります。午前には隣のニュージャージー州でごみ箱に小型のパイプ爆弾が仕掛けられ、爆発する騒ぎがありました。すぐそばでは退役軍人のためのチャリティーマラソンが予定されていて数千人が集まっていましたが、スタート前だったため、けが人はいませんでした。CNNによりますと、その小型のパイプ爆弾にはタイマーのようなものが付いていて、FBI(連邦捜査局)はテロの可能性があるとみて調べています。今回のマンハッタンの爆発について詳しい原因などはまだ分かっていませんが、捜査当局はニュージャージーで起きた爆発との関連も視野に調べる方針です。

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