テロで観光客が激減 パリ市が観光PRビデオ制作[2016/09/23 05:53]

 フランスのパリ市が、去年11月の同時多発テロ以降、激減している観光客を呼び戻そうとPRビデオを制作しました。

 パリ市が30万ユーロ、日本円で約3400万円をかけたPRビデオは「パリは生き続けている」というテーマで、エッフェル塔や凱旋門(がいせんもん)など観光地を舞台に市民の日常が描かれています。空港や航空機内のほか、観光客の落ち込みが激しい日本などの街頭で放映される予定です。
 パリ市・イダルゴ市長:「世界に送り出すのは、この街が前進する、この街は怖がっていないというメッセージです。もちろん身を守り、特にセキュリティーではベストの条件ですべての観光客をお迎えしたい」
 パリを訪れる観光客の数は国別では日本が最も影響が大きく、前の年に比べて46%減っています。

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