北朝鮮パイロット「核実験の制裁は問題ない」[2016/09/25 17:37]

　北朝鮮で開かれている航空ショーで、参加した空軍の現役の戦闘機のパイロットが制裁による燃料の禁輸について、影響は限定的なものだと強調しました。

　朝鮮人民軍、シン・テソン中将：「訓練は計画通りに進んでいる」「（Q.（燃料に）不足はない？）問題ありません。制裁で難しい点があったとしても、難関とは思っていない」
　相次ぐ核実験に対する国連制裁の一環として、北朝鮮への航空燃料の輸出は全面的に禁止されています。
　朝鮮人民軍女性パイロット：「金正恩元帥の戦士としての自覚を持って、出撃命令だけを待っています」
　北朝鮮初の航空ショーは24日から東部・元山（ウォンサン）で開かれていて、国力のアピールと同時に、外国人観光客を集める新たな外貨獲得の手段とみられています。