シリアのロシア大使館でテロ 米政府が誘発と批判[2016/10/07 08:02]

 シリアにあるロシア大使館が攻撃を受けたことについて、ロシア側はアメリカ政府高官の発言がテロを誘発したと激しく批判しています。

 ロシア国防省によりますと、シリアにあるロシア大使館が3日に迫撃砲などで攻撃され、職員が住む建物に被害が出ました。
 ロシア外務省・ザハロワ報道官:「このテロはワシントンによる攻撃の暗示と関係がある」
 ロシア外務省の報道官は、シリア問題でロシアが態度を改めなければ「ロシアを狙ったテロも増えていくだろう」としたアメリカ国務省報道官の発言が攻撃を誘発したと批判しました。シリア情勢を巡っては米ロが主導して先月、いったん停戦に入りましたが、その後、戦闘が再燃してアメリカ側は停戦協議を打ち切ると発表しています。

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