北朝鮮「先制攻撃しない」国連で核開発の正当性主張[2016/10/07 11:55]

 北朝鮮は核軍縮などについて話し合う国連の委員会で、核開発は自衛の措置と述べたうえで、改めて「先制攻撃はしない」と主張しました。

 北朝鮮外務省国連担当・李東一氏:「(アメリカなどの)敵視政策が核兵器を持つ国家の主権を脅かさない限り、北朝鮮は責任ある核保有国として核兵器を最初には使わない」
 北朝鮮は自国の立場を「責任ある核保有国」とし、核兵器による先制攻撃は行わないと改めて強調しました。核開発については、アメリカの核の脅威から自らを守るためには核兵器の抑止力を持つ以外に方法はないとこれまで通り正当性を主張しています。一方、アメリカの専門グループは、北朝鮮の核実験場の最新の衛星画像を公開しました。坑道付近では車両などが確認でき、先月の核実験後のデータを収集している可能性を指摘しています。

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