米「ロシア政府が指示した」 サイバー攻撃問題[2016/10/08 11:52]

 アメリカ大統領選挙を巡って民主党などがサイバー攻撃を受けた問題で、アメリカ政府は「ロシア政府が指示した」と断定し、非難しました。

 国土安全保障省などは、民主党など政治団体へのサイバー攻撃は、「ロシア政府が指示したと確信している」という声明を出しました。さらに、ロシア政府の最高幹部だけがこれらの攻撃を承認できる立場にあったと指摘し、「アメリカ大統領選挙の妨害が狙いだ」と非難しました。大統領選挙を巡っては、民主党幹部がクリントン氏に肩入れするメールが流出し、民主党内の混乱を招きました。そのため、トランプ氏の当選を望むとされるロシア政府の関与がささやかれていました。これに対し、ロシア大統領府の報道官は「ばかげている」と反論しています。

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